日記 2023-01-08

夕方、同居人がアイスボックスクッキーを作った。きれいに焼けていておいしかった。口当たりが軽く、食べすぎた。

製菓は手先の器用さや細部に対する関心が如実に現れるので少し苦手だ。料理でも飾り切りなどが出てくると同様であり、今後の課題だ。

日記 2023-01-07

昨日の日記タイトルが2022年だったことに気づき直した。年が明けて1週間程度ではなかなか認識が改まらない。

今日は夕食に七草粥を作った。粥に混ぜてしまうとどの葉がどの草なのかあまり判別できなかったが、おいしかった。

圧力鍋で豚バラ肉を茹でた。圧力をかける前にアクを除かなかったせいか開封時の臭いがすごかった。鍋にアルカリ電解水を吹き付けると悪臭が消えた。

人類はいつ頃からアルカリ水を利用し始めたのだろうと調べ、原義の「灰汁」を知った。植物の灰から作った液らしい。そういえばアクという名の由来に疑問を持ったことはなかった。

最近、豆腐パックで大根の葉を飼い始めた。食べる気は特にない。「飼う」という語は、辞書曰く、動物を目的語とする動詞らしいのだけど「育てる」も「栽培する」も実感に合わないから「飼う」を採用することにしている。

大根の葉は水に浸して日を浴びせるだけでそれなりに伸びる。植物の神秘だ。日が経つと根元に白かびのようなものがフワフワ付いてくるので、水を替えるついでに洗い流すことにしている。もう少し伸びたら鉢植えにするほうがいいのかもしれない。

KICK BACK のカップリングを聴いた。インターネットの曲だった。歌詞中に出てくるユダは罪人と読み替えればいいだろうか。

ユダと聞くと駆込み訴えのイメージが先にくる。太宰のユダは強火のイエス推しだった。

昼にいくらと数の子を食べた。おいしかった。プリン体を大量に摂ったので肝臓への負担感が夕方まで続いた。

プリン体とお菓子のプリンには何か関係があるのだろうかと今調べてみた。英語にするとプリン体はpurineでプリンはpudding だから日本語表記以外関係はないようだった。

神社へ初詣に行った。おみくじで大吉を引いた。去年も大吉だった気がする。だからどうということは特にない。

おみくじを引くことは未来について仮説をでっちあげる行為なのかもしれない。託宣は叩き台であり未来を考えるきっかけにすぎない。