上白糖、大盛りで

特に益はないです

2020-12-27

 寿司打 (http://typingx0.net/sushida/) の10000円コースで遊んだら 5.2 文字/秒 が出た。去年遊んだときは確か 4.3 文字/秒 辺りで、当時それ以上タイピングが速くなる予感は全くしなかった覚えがある。つくづく自己評価は当てにならない。

 タイピングが速くなったからと言って文章なり何なりを記述する速度が上がったかというと特にそんなことはない。と思いはするけれど、実際のところよく分からない。指が速く動くことと思考の速度が上がることとは、全く無関係とは言えないけれど、当然まあまあ別問題だ。一方で、打鍵に習熟するということはそれまで打鍵に費やしていた時間的・認知的リソースをいくらか節約できるようになるということを意味するのだから、思考に当てられる資源が増える分結果として出力の速度は上がっているのではないかと思う節もある。

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 この前「文章の添削を真面目にやろうとするといちいち言語化する必要があって面倒。全部感覚で書きたい」という愚痴を恋人氏にぶっちゃけたら「私はむしろ言語化する作業が好き」と返答があり衝撃を受けた。適性の違いだ。あるいは、私が遅筆なのは文章を書くこと自体面倒がってるからなのかもしれない(恋人氏は速筆だ)。

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    "Santa Claus is Coming to Town" の歌詞は大分に説教くさいものの、このフレーズ自体はとても好ましいものに思える。サンタクロースが実体を持たない存在であることを私は知っているし、街にサンタクロースが来たとして近所に彼が来るとも限らないだろうと考える程度に私は捻くれている。けれど、サンタクロースが実体を持った存在であったとしてもそれで構わないような気はするし、街に来たサンタクロースは少なくとも誰かの家には行くのだろう。"Santa Claus is Coming to Town" というフレーズはそんな想像を許してくれる。一応付け加えておくと、こんな話でごちゃごちゃ水を差すより素直にクリスマスを楽しんだほうが余程建設的である。ハッピーニューイヤー。